目次

フィラメント

FDM式3Dプリンタにて使用する材料

基本情報

市販されているフィラメントは全部で3種類ある。

3Dプリントを成功させるには、印刷時の温度管理が重要になる。温度はホットエンドノズルの温度と、ヒートベッドの温度の2つがある。
前者はフィラメント、というより材料を溶かす温度(融点)で、後者は一時的にプラスチックを貼りつかせて安定させるために必要な温度(ガラス転移温度)。
基本的には融点とガラス転移温度は材料の特性に近い値だけど、3Dプリンタの場合着色料などの混ぜ物があり、その混ぜ物や種類が異なるため、結果として融点とガラス転移温度はフィラメント毎に異なるので、購入時に記載されている特性を必ず記録しておくこと。
下記はSunluが提示している一覧表になる。

材料 印刷温度(融点) ヒートベッド温度(ガラス転移温度)
PLA 190-220 60-80 (Optional)
PLA NOCTILUCENT 190-225 60-80 (Optional)
PLA+ 190-230 60-80(Optional)
PLA COLOR CHANGE 190-220 60-80(Optional)
PLA CARBON FIBER 190-230 60-80(Optional)
PLA COPPER 190-230 60-80(Optional)
WOOD 190-220 60-80(Optional)
SILK 190-220 60-80(Optional)
ABS 230-270 80-120(Required)
ABS NOCTILUCENT 230-270 80-120(Required)
ABS HIGH-TEMP 230-270 80-120(Required)
ABS CONDUCTIVE 230-260 80-120(Required)
ABS ELECRTOPLATE 230-270 80-120(Required)
HIPS 220-270 80-120(Required)
PETG 200-220 60-80(Optional)
PA 240-280 80-120(Required)
PC 250-280 80-120(Required)
FLEXIBLE(TPU) 190-210 No Need
PCL 70-100 No Need
PVA 190-220 0-55(Optional)
PMMA 220-240 80-120(Required)
ASA 230-260 80-120(Required)

フィラメントは長さ、もしくは重量で販売している。
材料や混ぜ物によって当然重さは変わるが、1.75mmフィラメントの場合、1kg = およそ300mと覚えていればよい。
日本では出たての頃、XYZprinting製や武藤工業製の家庭用3Dプリンタには独自のフィラメント管理機構があって、要するに家庭用のインクジェットプリンタと同様、メーカー純正品以外のフィラメントが使用できないような構造になっていた。結局その構造もダミーチップが販売され、フィラメント長さを300mで設定されていたという歴史がある。(なお現在両社のプリンタからはそのフィラメント管理機構は取り除かれている。)

リンク集

FFF/FDM方式 フィラメントが1.75mm/2.85mm になった歴史を探る|airking7_|note